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2009年11月11日

続ピー雑感(番外)

 前回の「ピー雑感」で書き漏れた事を少し書き足させていただきます。なんか、自分でも最近物件廻りが少し疎かで、(番外)が増えた様な気がしますが、この時期次々と日本人知人の来タイが重なっており、「時間繰り」が厳しくなっているのは事実です。新規に出かけずにも書ける(番外)が多くなってしまいます。

 昔、NHKの日曜日特別番組で水木しげるさんご自身が出演され「世界妖怪紀行」(?)なる番組が2回に渡り放映されました。大好きな水木しげるさんが出ると云う事で2回とも見ました。一回目は、氏が片腕を失い、瀕死の状態で地元住民に助けられた戦時下の南の島のお話で、その時の体験を中心に、タイのピーターコーンにも似た妖怪の仮面をかぶり行う地元民のお祭りが詳しく紹介されました。

 2回目はチェンマイでした。当時私はチェンマイに良く行っておりましたので、水木しげるさんがチェンマイを取り上げてくれたのは、とても嬉しかった事を覚えております。チェンマイはピー(幽霊でなく、精霊、スピリット。)のお話でした。氏はチェンマイには至る所にピーがおり、暮らしの中に溶け込み根付き、地元民と共に仲良く暮らしていると紹介されておりました。

 チェンマイとバンコクは、気候、食べ物、言葉、人の気質、が大きく違い、同じタイと思えない感じでした。まるで別の国のようです。人々は信心深く(この事はバンコクも同じですが)信仰の対象がお寺だけでなく、民間信仰のピーと融合してしている感じを受けました。

 当時私が定宿としていたホテルの近くで木綿や絹製品を日本に輸出している問屋さんあり、ここに良く出入りしておりました。仕事での関係は有りません。此処の女店員とお付き合いしていたからです。この女性とはその後分かれました。もう、20年以上昔の話です。この店の女主人は(ご主人はグータラで仕事をあまりしない)典型的なチェンマイ美人、初めてお会いした時は30代半ばだったと思いましたが、綺麗な人だなと何時も見とれていました。

 女の子が二人居り当時5,6才だったと思います。いつも日本からお土産にチョコレート等を持って行きましたので、大歓迎でお店に行くと纏わり付いて離れません。母親に似てとても可愛い子でした。女主人は、毎週土曜日に英語の教師を店に招き、従業員に英語の勉強を受けさせていました。私も乞われて、少しの間日本語を教えた事が有ります。

 私は長い事この女主人こそは妖怪でないかと思い続けております。と申しますのは、20年以上のお付き合いになりますが、この女性は全くといって良いぐらい歳を取らず、美しいお顔は始めにお会いした時のままです。子供たちは中学生、高校生と年と共に成長して行き、本当に美しい姉妹に大きく成長しました。しかし、母親の容姿は全く変わりません。当時のままです。

 その後姉妹のお姉さんは、ミス・チェンマイに選ばれ、華々しいパレードでテアラを頭に載せ、オープンカーの乗り誇らしげに笑顔で行進する姿を見た時は、あの小さな子がこんなに大きくなったのかと感無量でしたが、同時に隣で見ていた母親の当時と変わらぬ姿に、やはり、チェンマイはピーの国だなと一人納得をする思いでした。

 2年ほど前久し振りにチェンマイに行き、大きく変わった街の姿に驚きました。大きなS・Mには輸入されたスイス・チョコレートも並んでいました。お店でお姉さんに会い「未だ、ショコラは好きなのか。あまり食べると太るから。」としばらく冗談を言っておりましたら、相手はお姉さんでなく母親でした。あの時は本当に吃驚しました。

 日本でも女優さんやモデルさんで、何時までも年を取らず、容色の衰えない人がいますが、極僅かな例外でしょう。年相応に衰えていくのは自然の摂理です。しかし、チェンマイではごくごく普通の一般人で歳を取らない妖怪が存在します。昔、チェンマイ在住の日本人と酒を飲んだ時、この女主人の話をしましたが、彼もまた、長い事容色の全く衰えないチェンマイ女性を知っているとの事でした。やはり、チェンマイはピーの国と思わずにはおられませんでした。

 テレサ・テンさんがお亡くなりになった時、私もメーピン・ホテルに滞在しておりました。彼女は勿論上の階のスイートで私は安いスタンダードです。お亡くなりになり、大勢のマスコミが押しかけて来て、はじめてテレサ・テンさんが滞在している事を知りました。1,2度お見かけした事が有るなと後になって分かりました。いつもサングラスをしていて頑丈そうなファランと一緒でした。

 話を聞き驚きました。私も彼女の歌は大好きでしたので、何とも痛ましい気持ちになりました。当時のメーピン・ホテルのあるソイは所謂ソイ・ピヨピヨ(人気のない寂しいソイ)でうらぶれた感じのバーが数軒あるだけの、暗い通りでした。すぐにそのソイにテレサさんの幽霊が出る話がタクシー・デスクの係員からありました。

 年若く、突然の死でしたので、こうした話になった物と思います。しかし、チェンマイは街の雰囲気がバンコクとかなり違い、幽霊話がとても似つかわしい街です。この街に行く度、いつも西岸良平さんの「鎌倉物語」を思い浮かべてしまいます。テレサ・テンさんのご冥福をお祈りいたします。

 次は、物件の話を書きます。

以下次回。


 

  


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(5)

2009年11月06日

ピー雑感(番外)。

 昨夜、来タイしている日本人知人二人と、Rマンションにお住まいのHGさん(男性)と日本人ご婦人と夕食を共にしました。日本人知人は昨夜パタヤから戻り、今朝日本に帰国します。(悪霊退散。ヤレヤレ。)HGさんは、長くRマンションにお住まいで仕事はしておりません。長く世界の放浪の旅を経験し、珍しい東ヨーロッパ、や南米の話を聞かせていただくのは私の楽しみであります。今日初めて会った、日本人ご婦人は、もうすでにタイに3年もお住まいだそうです。

 雑談も一段落しましたので、HGさんに以前Rマンションにお住まいだつたOさんから聞いたピーの話をしました。「HGさん、住んでいて何かオカシナ事はありませんか。」とお尋ねしますと。遊びに行き「ナナのお嬢様に、アパートの名を云うと。」「あそこは、ピーが居るので行きたくない。」と云われた事が二,三回ありましたとの事です。古く大きなマンションですので、部屋で病死したり、飛び降り自殺者が出た事もあり、そうした噂に繋がるのだろうとの事でした。アパートでタイ人から、何か感じると云われた事も度々あったが自分は何かを感じた事が無く、霊感がないのだろうと笑っておられました。

 これは、所謂都市伝説の類と思います。もう一つ。彼の懇意にしている直ぐ裏に有る日本料理屋のタイ人ママさんは、お店の2階に住んでおりますが、そこで寝ていると、いつも何かのしかかる物が有り、此処にはピーが居ると恐ろしそうに云っているそうです。(寝惚けて、ご主人と間違えたのではないかとHGさんは思っているとの事です。)今度、このお店に行き詳しく話を聞きたいものです。

 日本人ご婦人は、チェンマイには幽霊話が沢山あり、自分が聞いたのは、死んだ子供や壮年者が葬式のときには、年老いた老人の顔に変って居ると云うものでした。Oさんの話と共通点が有ります。彼のお相手はチェンマイ出身だったのかも知れません。私が近場のタイ人に聞いた話で、何処でピーに会ったかの問いに多かったのは、自宅の洋服ダンスの中に居た」というものです。何故洋服ダンスなのか、其処でピーは何をしているのかは、ハッキリしません。それを聞き暫らくの間は、夜中にトイレ等に起きると、必ず洋服ダンスをワクワクして開けて見るのですが、是までに居たためしが有りません。

 日本人ご婦人は一人住まいですので、是以上話をすると寝られなくなるので止めましょうとの一言で、話はチェンマイのメーピンホテルで急死したテレサ・テンに移りました。チェンマイはピーの本場ですので、この話にまつわる怪談もあるのですが、はなすのは遠慮しました。

 タイ語学校の美人の先生から聞いた話です。実話との事です。この近くのソイ・ランナムのラブホテル(2,3軒ある)で昔、日本人男性が、お相手のお嬢様を殺害し、冷房ダクトの中に死体を隠したのだそうです。しばらくして死体の腐敗が進み、耐えがたい臭いが漂い始め、事が発覚したそうです。遺体は丁重に荼毘にふし、お坊さんを呼び、部屋の清めも行ったそうですが、その後その部屋には、時折死んだお嬢様が恨めしそうな顔で立っていると云う事です。何か日本の怪談と良く似ています。同じ仏教国のせいでしょうか。

 そのホテルを知っていると云う事ですので、勢い込んで「先生一緒に行きましょう。」と申しますと、先生は疑心に満ちた顔つきで「パイ・ドアイ・メダイ」とのつれない返事でした。その時は、「あ~先生もきっと怖いのだろうな。」と思い「自分と一緒なら絶対大丈夫なのに。」と思いました。興味津々なのですがとても残念でした。

 後になり良く考えてみると場所が良くなかった。ラブホテルでは、先生も行く訳にはいかないし、何かエライ誤解を受けた可能性もあるなと思い、少し落ち込みました。いまさら誤解ですと、へんに云い訳する訳にもいかないし、、、。勢い込んで「一緒に行きましょう」は、まずかったなと大いに反省もしました。(なんせ、人品卑しいから、充分気をつけないと。)

以下次回。

 

   


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(6)

2009年11月05日

バホンヨーティン・ソイ69再訪。

 昨日は、サイアムでタイ人に会いヤワラに行き昼飯を食い、お茶を飲み分かれました。午後2時ですが暑い日差しも無く、爽やかです。帰るには早いのでバホンヨーティンに行って見る事にしました。日本の競売物件の時も、最低3回は現地を歩くようにしておりましたので、土地勘のないここバンコク出来るだけ現地を歩きたいと思います。これからPM社に回り鍵をお借りするのも、手間ですのでこのまま向かう事にしました。

 近くにバホンヨーティンに向かう34番、503番バスが通っております。前回はタクシーでしたが、今回はバスにしました。34番バスに乗りました。このエアコンバスは王宮前から戦勝記念塔を経てランシット迄行くようです。チャトチャック迄は見慣れた風景です。此処を過ぎ右手に巨大な「ゾウビル」、左手に広大なカセサート大学が見えます。更に進むと右手に大きな軍の施設が見え、この中にはゴルフコースもあるのだそうです。ガラガラに空いているバスの中、車掌さんとお客さんが説明してくれました。

 やがて、ラムイントラ通りの立体交差点を過ぎると目的のソイ69です。この頃には学校を終えた、高校生達で車内は満員です。運転手は、ソイ69の所で(バス停から少し離れている)バスを止めてくれました。車掌さんが「此処だ此処だ」と、止めるように云ってくれたなのです。タイ人は優しい。此処から少し先に進むと、大きなサパーンマイ市場との事です。但し、歩いては無理でバイタクで行くべしと教えてくれました。時間が有れば歩いて行ってみよう。此処までヤワラから1時間弱、アヌサワリーから30分位でした。

 久し振りにオフイスに行き、この辺の相場を聞きました。彼女の話では、上の階の部屋は30㎡強で60万B、一階の広い方は100万B以上しているとの事でした。此処は住むには良い所だと云っておりました。1階で100万B以下は無いかと聞きますと、それは無理との事です。別のマンションの住人に聞きましても、ほぼ、同じ位の話ですので、彼女の云う価格はここの相場かなと思いました。

 前回書きましたロイヤルビー・アパートの部屋も見せて頂きました。大理石(?)で床を張ったとても綺麗で清潔なアパートです。日本人・ファランも多く住んでいるとの事でした。スタンダートで月6500B(3ヶ月契約)から1年契約で4950B迄契約期間で家賃は違います。保証金は全て12000Bです。バスタブなし。TV冷蔵庫は各月500B。フィットネス、カフェが有ります。ネット可。www.bspland.com電話02-972-4600。レンタルだけで部屋の販売はしていないとの事です。*前回このアパートの名称をクィンビーと書きましたが、ロイヤル・ビーが正しく訂正いたします。

 ダーリン・マンションの名称には大いに抵抗が有りますが、昨日サイアムでBTSのMBK側の出口から、トゥルーの入っている新しいビルを抜けましたが、エスカレターから、裏のお店が見えます。カフェかアイスクリ-ムのお店のようですが、お店の名前がOKANEMOCHI(お金持ち)とあります。入ってみようかと思いましたが、年収や所持金を聞かれ、万一入店を断られたら傷つくなと思い止めました。お店の名が「コンチョン」だったら入ったのに。

以下次回。
   


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(0)

2009年11月03日

アーリー・ゴールデンコース。

 何時も通り7時に目を覚ましますと、部屋の空気が爽やかな感じです。窓を開けると、日本の秋風ににも似た少しヒンヤリとした風を頬に感じます。タイも確実に季節が移って行くのだなと思いました。これから1月にかけてタイで一番良い季節を迎えます。この時期に帰国なんてツイテい無いなと思いますが、これも我身の日頃の行いの結果でしょうか。

 今朝は日本人知人から朝食の呼び出しも無く(昨夜のお嬢様とうまくいっているらしい)、時間が取れそうですので、カシコーン銀行、バホンヨーテイン支店に行く事にしました。バス停への道も、風が気持ち良く本当に良い季節になって来たなと思いました。10時過ぎにアーリーに着きました。BTS駅近くに、物すごく背の高いペンシルタイプ(バイヨクスカイの様な)のビルが建築中でした。ホテルかマンションか分かりませんが、アーリーもどんどんと変わって行きそうです。既に馴染の10階不動産部に上がりました。幸いTospoleさんは部屋におられました。

 帰国の挨拶をし、K-Bankで見せて頂いた、物件の内バホンヨーテイン通りソイ69のダーリン・マンション(しかし、何と云う名称だ)とスクンビットソイ48のモーニング。デューマンションに関心があり、この間に販売完了と成っているかお聞きしました。幸、両物件とも未だ成約には至っていないようです。しかし、スクンビットは別の引き合いが具体的に有り、明日その件で再度打ち合わせる予定であるが、価格に開きが有り、お前が関心が有るのであれば、打合せ出来る事です。どうやら、成約には程遠い感じのようです。不動産は千三(センミツ)だからな。

 帰国前に再度現場を見て最終決断を行いたいと申しましたら、この際両方買えとの事でした。それには価格次第ですので、幾らになりますかベストプライスを提示してほしいと申しましたら、「お前は幾らを希望する。」と逆に尋ねられました。スクンビットは現地で聞いた売却希望額が1ブロック80万Bでしたので2ブロックで160万B(資料記載の売価は1945千B。69.48㎡)が相場であると云いましたらTospoleさんはニッコリしてその価格で良いとの事です。これは現地で聞いた相手の売却希望額で有りこの値段で良いと云う事ではないと、云いたかったのですが、私の乏しいタイ語のボキャでは云う事が出来ませんでした。

 バホンヨーテインの価格はTospoleさんの方から話ししてもらいました。79・8万B(同売価114万B。66・81㎡)ですので丁度30%引きです。是以上は無理との事です。(私の受けた感じではPM社の様な代理店を介在しておりませんので、その分も含め割引しているようです。)しまった、スクンビットも同じ30%引けたのかも知れません。いずれにしても、来週初め再度現地に行き、前向きに考えを纏めたいと思いました。成約後の手続きを、二,三お聞きし来週再度打合せをする事に致しました。


 打合せを終え、何時ものGGグリルから、ワウィーカフェの私の「アーリー・ゴールデンコース」に向かいました。昨夜私の同業の友人からメールが有り、近々来タイするとの事でした。この「哲学親父」には毎回酷い目に会っています。「タイに最も似合わないのは哲学だぞ。」「哲学は寒いとこの特産物で、暑いタイでは栽培不可。」根付かず立ち枯れるだけ。

 余談ですが、先日メールで笠井潔著の分厚い「哲学者の密室」(ハイデッカー哲学とナチスが背景)を読み終え、(この小説の舞台となる、対になる塔を持つ荘厳な洋館は、ヨーロッパ独自の物で、様々な「密室」が作りやすいのですが、タイの伝統的家屋で果たして「密室」が出来るのか、雪も降らないし。最近見たイサーンの高床式住居を思い浮かべ考えました。スカスカで無理が有りそうです。また、タイの伝統的家屋を舞台にした本格密室小説は有るのか、すごく気になりました。タイ人知人に聞いてみよう。)それはそうと、ハイデッカー哲学なんぞは、単なるミステリーネタで、持って回った作家のご高説を「サイデッカ。」とコテコテ大阪弁で茶化しまくったのが、気に障ったのかもしれません。また、目茶目茶論破されそうですのでワウィーカフェで対策を講じなくては、、。う~ん、いろいろ考える事が有り、忙しい。しかし、タイには鬼貫や、金田一、御手洗と云った名警部や名探偵がいるのだろうか。

以下次回。


 
  


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(0)

2009年11月01日

カシコーン銀行・バホンヨーテン支店。(番外)

 ここ暫らくは、帰国準備の為の買物とか、部屋の片付とか、雑事に追われ新しい物件を見て回る事が出来ません。複数の日本人知人の来タイも重なっており、どうしても時間がタイトになってしまいます。打合せだけして、未だに行けないラット・プラオ・ソイ80やピンク・ラオの中古コンドーに興味をひかれながら未だ行く事が出来ません。

 いよいよ11月になりました。帰国の時期が急に迫ってきた感じです。新規にお話を聞いた物件は、時間的に無理が有り、次回の来タイ時迄保留とせざるを得ません。ただ、是までに回った物件の内、ラムカムヘン以外に興味を持ったバホンヨーテイン・ソイ69とスクンビット・ソイ48の二つの物件に絞り、検討し結論を出したいと思います。ともに、カシコーン銀行の所有ですが、あれから1ヶ月以上経っておりますので、現状がどうなっているか、興味もありますので再度訪問をしてみたいと思います。

 既に売却が決定している可能性もありますので、その場合は決定価格をお聞きし当初価格との開きに就いて、考えて見たいと思います。スクンビットの物件は、当時PM社から、未だ居住者が立ち退いていないと聞いておりましたが、その後どうなったのでしょうか。カシコーンでは、事情が分かると思います。また、現地のカシコーンとは別の販売希望者と再度打合せが持てれば、良いなとも思います。もし、共に未売却でしたら、購入を前提に価格交渉をしてみたいと思います。

 今日は日曜日ですのでお休みですが、出来るだけ早く行きたいと思います。来週は別の日本人知人が来タイしますし、時間が有りません。お世話になったTosupoleさんやSineenartさんにも帰国の挨拶をしたいと思います。暫らく行っていませんので、その後新規に販売に回った物件にも興味が有ります。(アーリーのカフェにも行きたい。)あと、ラムカムヘンのノムさんのお姉さんや、Kさんにも正式にお断りする必要があります。オファーしたYさんからは、未だ返事が有りませんが、希望額とオファー額に大分開きが有り、いずれにしても多少時間はかかると思います。

 この物件は、仕事や通学の必要性が有り、本当に自分が住みたいと思えば、悪い物件とは思いませんので、もう少し額を引き上げられるのですが、まあ、仕方がないかなと思います。日本でも僅かに入札額が届かず、おしいなと思う物件も数多くありましたが、結果に拘らず自分の納得出来る基準で、探し続けるのが正解と思います。なにしろ物件は沢山あります。

 新築のコンドーには、食指の動いた物件は皆無でした。私の感じでは、総じて値段が(価値に対して、相対的に)高く、とても検討する気になれない物ばかりした。来年初旬の来タイ時は、新築を捨て、中古のみに対象を絞り探す事になると思います。この間の試行錯誤は次回の作業の効率化に必要だったと思います。

 日本で不動産のお仕事に就いておられたZinさんのコメントが非常に参考になりました。やはりプロの方は違うなと思いました。今、来タイしている日本人知人の友人がバンコクで不動産のお仕事をしているそうです。「紹介するよ。」と云われております。近い内に会う予定です。

 ともかく、残り少ない時間、頑張ろう!。

以下次回。

 
   


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(0)

2009年10月30日

ラムカムヘン・オファー。

 今朝、日本人知人二人が泊っている5星ホテルで朝食をともにし、四方山話(彼等が寝たのは今朝。ストレス大国から遊びに来たのだから、充分遊んで下さい。)をおえてトンローのYさんのお店に向かいました。なかなか立派なお店で日本人男性、タイ人女性スタッフが4,5人おりました。某業者の人気のない、ガランとしたオフイスとは大分違います。

 Yさんに私の結論を申し上げました。「3回に渡り、現地を歩き別の売却希望者と会った。」事や「夜間の現地の状況。空き室が沢山ある状態」等を率直に申し上げました。「部屋は綺麗で良いと思う事。」「しかし交通の便の悪い立地や借地権である事。」現場で聴取した複数の売主の話から、私の結論は、この物件の評価は60万Bでこの金額で了解いただけるのなら購入しますと申し上げました。98万Bから60万Bではあまりに差が大きく、断ってもらっても良いとも申し上げました。

 事実昨夜9時過ぎノムさんのお姉さんから、価格につては再検討するので、交渉を継続してもらいたい旨の電話が有り、感触ではタイ人男性Kさんの価格を下回る30万B程度でも良いような感じが有りました。何とか買ってほしいと云う感じでした。完全に買い手市場です。物件に魅力が無いと、中古市場が小さいので、需給の関係が大きく崩れ、こうした事になるのでしょう。図らずも台湾人Wさんのお説の通りの展開でした。


 Yさんは、少しショックだったようでもあり、「売主の日本人旦那さんは問題ないが、タイ人奥さんが此処の相場は120万Bとかねてより主張しており、今回の広告も説得して100万Bを切る価格にしてもらった。相場が私の話通りであれば、買い手から後日苦情も出かねない。」「売主を説得してみる。」との事でした。しかし、流石にベテラン業者。70万は無理ですかねとも云っておりました。売値に拘り時期を失すると、さらなる、値崩れを招くだけ。立地の悪い物件は、ババ抜きのババ見たいな物です。

 私は現地には売り物件が多く、現地の相場を申し上げているので、是非ともオーナーさんに現場に行ってもらい、現地の売り情報を自分の目と耳で確認してほしいと申し上げました。Yさんのお話では2ヶ月ほど前に案内した日本人も、図らずも同じ60万の提示が有りその時はお断りしたが、その人は何も云っていなかったが、同じように現地で調べたのかもしれない。今日詳しく現地の話を聴けたのは良かったと云っておりました。(外交辞令かも。)

 結論は申し上げましたので、後はYさんがオーナーさんとの話の結果待ちです。どうゆう結論になろうとも私としては異存はなく、若し契約になれば(契約書はタイ語、英語との事)その手続きをシッカリと確認したいし、駄目で有れば次の候補を探すことになります。取り敢えず、具体的なオファー迄行く事が出来帰国を前にして少し肩の荷が下りた気がしました。

 あと、以前MAさんから調べるよう依頼された、「タイでは外国人が持てるコンドーは2つ迄か否。」をYさんにお聞きしましたが、「その様な事はない。」幾つでも持てるとの事でした。私のバンコクで事業をしている日本人知人は、将来の夢はタイで10戸位の賃貸マンションを所有し、その上がりで、不安のある日本の年金に代わる老後の収入を図って行きたいと云っている人がおります。

 当地タイでは、日本と違い10%程度の利回りが確保出来る物件も少なからず有りますし、やはりこれから発展していく国と思いますので、慎重に物件を選定さえすれば、キャピタル・ゲインも期待できるかもしれません。現実的で実現可能な事ではないか思います。BTSが開通した当初、暫らくの間は乗る人もおらずガラガラでしたが、昨今の混雑は、この間のタイの大きな変化を感じます。タイ人に不人気なコンドーもやがて日本同様、住居と云えばコンドーと云う時代が来ないとも限りません。

以下次回。  


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(2)

2009年10月27日

ラムカムヘン・ルンピニーマンション。

 ラムカムヘン・ソイ24/3を先日訪れた時、念の為にと、建物の1階にあるお店に、売り物件が有るかとお尋ねし、若しあれば電話をしてくれと携帯の番号をお居て来ました。昨日昼頃ノムさんのお姉さんとは別の、売却希望者から電話が有り、これから会ってみる事になりました。予想通りこの物件の販売希望者は多そうです。

 今回はバスで出かけました、渋滞も無く順調で意外に早く着きそうでしたので、ソイ43/1にあるルンピニープレイス・マンションを見てみる事にしました。ソイ43/1はラムカムヘン大学の正門前に位置しています。バスを降りソイに入りしばらく歩き、センセープ運河を渡ります。バス停から20分強で目的地に着きました。かなり距離が有ります。以前見たルンピニーヴィラと同じように、8階建ての同じデザインの建物が連なる、かなり大きな団地です。日本の公団の団地に良く似た感じです。

 目指すオフイスは一番奥との事で、入口から遠く既に歩き疲れ気力がありません。丁度通りかかったバイタクに乗りました。強烈な日差しを遮る事の出来ない構内を歩かなくてすみました。オフイス内は賃貸と販売にデスクが分かれております。販売担当トイさん(カトーイ。トイはカトーイのトイかな)に部屋を案内してもらいました。部屋はすべて28㎡で同じデザインだそうです。1階で92万B、2階、3階と階が上がる毎に少しずつ値段が上がり8階で111万Bです。今月限りのプロモーションとして2階以上の部屋には、9万Bの値引きか、冷蔵庫、クーラー、薄型TV、洗濯機等の家電が無償でどちらかを選べるそうです。

 建って1年と云う事ですので流石に綺麗です。パンフにはローン表が付いておりブッキング時の5000Bを除き91・5万Bローンを組むと(全額ローン)月返済額は20年で6700B、30年で5400Bで金利は5.85%との事です。やはり、立地広さから、返済額相当の家賃を取る事は出来ないと思いました。賃貸の部屋は沢山ありオーナーにより若干家賃は異なるとの事でした。

 管理費は年間5000Bです。管理状況は良いように思います。専用マイクロバスが朝晩3回ずつMRTフォイクワン迄出ており、料金は1回につき24Bとのことです。MRT迄はかなり距離が有りますので、ラムカムヘン通り迄はないのかと聞きますと、バスは無くチャカヤが良いとの事です。ラムカムヘン通りには、ソイ26、エーバック大学近くにルンピニーマンションが有るとの事でした。此処から通りまで歩くのは彼女はゴメンダとのことです。そうだろうな。バス路線も無く車が無ければここは陸の孤島だなと思いました。帰り際にトイさんに部屋もお前も共にとても綺麗だと云いますと、実に嬉しそうに「コップン・カー。」と云っておりました。心も女性なんだなと思いました。

 日本でバブルが崩壊した一つの要因に、通常のマンションの価格が標準世帯の年収の5倍を超え、返済出来ない水準に達した事があげられます。立地の良くない、この極標準的なマンションの1/5は20万バーツ(月約1・7万)売れ残るのは当然だなと思いました。賃貸の空き室も多いようです。

 この会社のマンションは、日本で云うところの標準化された、正に公団住宅ですが、民間の会社がこうした大規模開発を手掛けている事自体、タイの住宅政策の現状が窺われます。公団のような公共住宅は、バンカビ等の郊外に低所得者向けのバーンは結構あるものの、コンドーの公共住宅は無いとの事です。例外的に軍人や公務員の宿舎や官舎が有るだけとの事です。安全でタイの平均的庶民が無理なく買える安いコンドーが大量に供給されるようになれば良いなと思いました。

 バスで2つ先の、ソイ24/3に向かいました。通りの反対側に渡る横断歩道や橋が少なくかなり遠回りをしました。売主のタイ人Kさんは既に待っておりました。Kさんは55歳。かってバブルに沸く日本の大井町で働いていた事が有るそうです。少し日本語が分かり感じの良い叔父さんです。

 以前見た同じ建物の最上階7階でやはり綺麗な部屋です。広さ28㎡。1ブロックですから、33㎡かと思いましたが、Yさんの物件は建物の端に有りますので、廊下部分が有りません。それで廊下部分の5㎡の差が有りました。希望値は35万B(家具エアコンTV冷蔵庫込み)賃貸も可で同じく4000Bとの事です。ドンムアン近くに自宅が有り、処分したいとの事です。ローンの残債が10万Bあるそうで、この返済がきついと云う事でした。買値が35万Bですので、多少価格は下げられるとの事です。

 思うに投機的思惑で買ったのは良いけれど、思うように行かず、傷の浅い内に投げ出したいと行ったところでしょうか。足元を見て交渉するのもどうかと思いますが、相手の言値と云う事もありません。やはり、ここは売りたい人が沢山いる感じです。Kさんとの話から、Yさんへのオファー額は更に引き下げるべきかなと考えました。金曜日にお会いする予定です。

 なんか疲れてしまい、ノムさんのお姉さんを待つのもきついなと思い、電話をして日を改めたいと申し入れました。丁度来たエアバス40番がスクンビットを経由してヤワラーに行きますので、このバスで夕食に向かう事にしました。今日もかなり歩き疲れました。やはり歳だ。

以下次回。

 


 



   


Posted by たそがれよっしー at 20:00Comments(4)

2009年10月26日

ラムカムヘン・オファー(案)。

 昨夜、夕方6時にPさん夫妻、それに台湾人Wさんとラチャダーのカルフールで落合い、何時ものメンジャイ交差点先のタイ料理やに行きました。(お気に入りなのに、いまだに店の名前を覚えられない。運転手の話では、この道を1、2分進むとラムカムヘン通りだそうです。)Wさんはタイ、チェンライ生まれの台湾人、今は人材派遣会社のキャリアウーマンで、日本語と英語をを少し、話します。

 歳を尋ねますと(失礼。築年数を聞く癖が、、。)、18歳(?)と云う事ですが、23年前日本で1年程学校に通っていた事が有り、日本大好きな女性です。野球が好きで、NYヤンキースのファンだそうです。毎日MBAの中継を見る為接戦続きのこのところ寝不足だそうです。よくしゃべりユーモアもあり、なかなか好感のもてる女性でした。彼女の意見では「バンコクのコンドーは、BTS、MRT駅への徒歩圏内以外全ての地域で値下がりしており、今後もこの傾向は続く。お前もコンドーを買うのであれば、多少高くても駅近くの物件にするべし。それ以外は買っても損をする。」との事でした。

 コンドーが立地が命は、その通りと思いますが、私は「仕事や通学を考えておらず、居心地が良ければ何処でも良い。」といいますと「それでも住んでみると気が変わり、移りたくなるのは人の心の常。」「そうした時賃貸でも売却でも直ぐに出来る所が大事。」と、しごくもっともなご意見でした。(ちなみに彼女は現在は独身で、「移ろい易い人の心」の話は妙に説得力がありました。)お店は大型テレビでサッカーの中継が入り、大勢のタイ人で盛り上がっています。結局11時ごろまで歓談し、3人に比べ我体力の衰えを痛切に感じました。会計はPさんが支払うと頑として譲らずご馳走になりました。韓国人は日本人と考え方が良く似ている所が有ります。

 今日Yさんに電話をする事になっておりますので、どうするか方針を出さなくてはなりません。昨日電話でノムさんのお姉さんと再度話をしましたが、結局彼女の販売希望額は39万Bでした。今日の夕方会いたいとの事です。彼女の所有する部屋は1ブロック30㎡強ですから、2ブロックですと80万B弱と成ります。言値通りと云う事もありませんので、70万Bでオファーしてみようかなと思いました。

 部屋自体は綺麗で、広さも申し分ありません。建物の造りもまあ良いかなと思います。しかし、3階で眺望も悪く、このソイの活気の無さも気になります。立地は決して良くは有りません。借地権も問題です。バンカビの方が値段も安く、交通の便はここと大差ありません。何よりもこの団地は売り物件が沢山ありそうです。諸般にかんがみ、この金額でカウンター・オファーしてみようかと思います。仮のこの金額で有れば、日本円で200万足らず。さほど大きな出費ではありません。98万Bから70万B果たしてどんな反応があるのでしょうか。

 先程、タクシーの運転手をしている顔見知りのタイ人からピンク・ラオ橋の向こうに、良いコンドーがある。何時も使ってくれるお客から話しを聞いた。ヤワラー好きのお前に良いと思う。これから俺の車で行ってみないかと云われました。ピンク・ラオか、「うーん、あまりにも渋すぎる。」でも、興味あるな。


以下次回。


  


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2009年10月24日

ラムカムヘン通り。

 昨日、伊勢丹の近くからセンテープ運河を船でラムカムヘン通り迄行って見ました。(船賃16B)以前仕事で良く通っていた、今はなきナライパンビルの、取引のあったお店の店員がラムカムヘンから通勤しており、ラムカムヘンは若者の町なので、きっと私の店でも売れる物が仕入れられる、との事で何回か行った事が有ります。もう、5年位前の話です。確かに若い人向けのお店が多く、サイアム程洗練されてはいないものの、アクセサリや輸入Tシャツのお店も多く、少しお洒落なレストランも有りました。

 サイアムが渋谷、原宿とすると、ラムカムヘンは吉祥寺かなと当時は思いました。(ほめ過ぎかも)久し振りに、この街に足を踏み入れましたが、行きも帰りもYさんの車でしたので、街の感じが良く掴めませんでした。やはり、自分の足で歩いてこそ「街」は把握出来るわけで、どこでも一人で歩き回るのは私のスタイルです。センセープ運河は渋滞(?)も無く20分ほどでラムカムヘンのBIC-C脇に着きました。運河から見るぺプリ通り周辺はマンションが沢山目につきます。運河の直ぐ傍にも大きなマンションが有ります。地盤が少し心配になりました。運河側から見ると、東京と違いバンコクと言えども、まだまだ空き地が多いなと思いました。

 大きな建物も途切れ、やがてソイ・トンロー辺りを過ぎてしばらくすると運河は左に大きく曲がります。この辺まで来ると建物はグッと少なくなり、緑が多く見晴らしが良くなります。やがて船着き場です。ここから300m位でラムカムヘン通りに出ます。大学の少し手前に位置しております。ソイ24/3に向かい歩き始めました。

 通りは当時と同じように、賑わっております。歩いていて結構楽しいなと思ったのは最初の内、ソイ24迄でそこから大学更にファマーク競技場を抜けるまで、単調な景色の中延々と死ぬほど歩きました。30分以上歩いてやっとの思いで、ソイ24/3に着きました。久し振りに歩き疲れた。もう一つ先の船着き場で降りるべきでした。

 若者で賑わう街の風景は大学迄で、此処を過ぎるとお店も人も疎らで、都会から田舎町に急に変った感じです。学生は皆ラマ9方向に流れ、こちらには学生向きのお店は有りません。同じソイナンバーなのにすごい違いでした。Yさんは「ここは若者の町このソイにもステーキ屋がある。」と聞いておりました。直ぐに分かりました。Yahooステーキと云うお店が有りました。早速入りましたが、店員はもう終わりだと云います。「売れ切れ」との事です。仕方なくソイを進みますともう一軒Kapaoステーキと云うお店でこちらはOKとの事でした。

 お店の女店員(ノム)さんにお話を聞くと、この団地の家賃は4,5000Bとの事です。売り物件は有りますかと更に聞くと売主に電話してくれるとの事です。よく聞くと彼女のお姉さんが3軒の部屋を所有しているとの事でした。ソイタクの叔父さんもこの団地の家賃は、4000B位じゃないかと事でした。電話のお姉さんは英語が全く駄目で30㎡位で38万Bと私には聞こえましたが、電話に入る騒音が大きく、よく聞き取れません。夕方お店にいくから待っていろと云う事ですが未だ午後一時です。とても待てないので出直すと云いますと、ノムさんがお店の奥で寝て行けとのことです。「それも良いかな」とチラッと思いましたが、やはり出直す事にします。

 私の見た部屋は2ブロックを繋ぎ66㎡と云う事ですので、本来の1ブロックは33㎡となります。これではやや狭いなと思います。食事を取り(ポークソテー45Bかなりいけます。フライドポテト、サラダ、小さなトーストが添えられ見た目も綺麗でとても美味しかった。)愛嬌のあるノムさんと少し雑談をし帰る事にしました。このソイは人が少なく、なんか、バンコクというよりイサーンにいるような感じでした。Yさんと話をする前に、お姉さんに価格をよく確認する必要が有るなと思いました。

 しかし、このソイのお店の過半数以上がシャッターを閉めており、ソイ24手前の町の賑わいとの違いは、とても同じ街には思えません。空き部屋も多そうな気がします。日本でも一時話題になった、地方都市の閑散としたシャッター通りのようです。夜は一寸怖いかな(ピーではない)と思いました。帰りはバスでペプリ通りを経由して帰りました。伊勢丹迄は30分ほどかかりました。帰り道の途中、韓国人Pさんから電話が有り、日曜日会おうと云う事でした。

以下次回。


   


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2009年10月23日

一時帰国(番外)

 昨日は、日本への航空券の手配や、晩秋のこの時期日本に着て帰る物が有りませんので衣類の買物に出かけました。6月の中旬に来タイして早5ヶ月、残金も乏しくなり、来月には一旦帰国したいと思います。数々溜まった雑事をかたずけ、お正月を過ごしたら、また来タイしようと思います。はじめは、選挙も有り8月の中旬には帰るつもりでしたが、何時もながらつい居心地の良さにひかれ一日延ばしで、結局半年も居る事になつてしまいました。

 この間に、銀行の競売に参加する事が、今回の来タイの主たる目的の一つでしたが、肝心のコンドーの競売が行われず、日本に帰国している間に、行われるような事が無いかと、少し気がかりです。コンドーの競売自体が極めて少なく、きっかけとなったP・パークは特別なケースで有る事も分かりました。いろいろ歩き回りタイでの不動産の現況も少し分かりました。また、思いもかけなかった、ブログを書くと云う事も経験しました。

 今回の6ヶ月はそれなりに意義が有ったのかな」と思います。とくにブログでは、私の無計画で、行き当たりばったりの行動を、つたない文章で綴り、テーマも地味ですので、お読みいただく方が果たして居るのかな」と当初は思いました。自分自身の備忘碌として書くかと云うのが、正直動機でした。いざ始めて見ると、思っていた以上に、大変でした。何か追いまくられているようで、ブログの為にコンドー探しをしているような気になりました事もありました。しかし、自分の行動を記録し、少しずつ増えて来るのは楽しい事でもありました。特に当初は思っても居なかったコメントをお寄せいただいた方々には、「ブログを読んでくれている人が実際に居るんだ。」ととても嬉しく思いました。このブログを始めていなければ、私の生涯にご縁が無かったのかと思うと何やら感動じみたものを覚えました。

 私は、これまで不動産のお仕事に就いた事もありませんし、投資目的で不動産を所有した事もありません。いわんやタイの不動産について全くの門外漢で有り全くと云って良いほど知識は有りませんでした。自分の「終の棲家」としてタイは良いかなと思い、居心地の良い居場所を探したいと思った事がきっかけで有り、資金的な制約から、より安く有利で有る事を目標としました。更に、たまたま同業の知人がタイで不動産詐欺に会い、少なからぬ被害を被り、異国タイで安全で確実な取引を実現するには、どうしたら良いかを考え体験し、記録する事を考えました。

 まだ、肝心の取引に伴う書類の問題や、決済、登記、税金等の事例が体験出来ておりません。その意味で、「旅の途中」であり、志半ばで中止する訳には行きません。今回帰国する迄を「第一部」調査編とし、1月に来タイし「第二部」取引編を、出来れば気に入った物件の、実際の取引事例で締めくくりたいと、強く思っております。更に欲をかけば、住んでみたその後迄報告できれば良いなと思っております。

 是までに見た物件も多少、心動かされるれた物もありました。しかし、やはり気になるのは競売でした。
この競売に関しては、今後無いわけではなく、銀行の担当部署にお訊ねしても正直分かりませんでした。ただ、銀行が確実に所有不動産を処分し、回収を図る現実的な手段としては、この国では競売よりも、タイの庶民を対象とした、今月初めに行われたシリキット・コンベンションの「家とコンドー展」が、日本の競売に匹敵する制度の様な気がしました。時価より有利に取引できる、日本の競売に匹敵する「取引の場」と成っている印象でした。余程高価な物件がまとめて有る場合を除き、この展示会で処分しているのではないかとの印象を持ちました。年に数回行われているようですので、中古コンドーをお考えの方は、この展示会は外せないと思います。

 未だ帰国するまで多少時間が有りますので、ぎりぎりまで出来るだけ有効に物件探しはつづけたいとおもいます。また日本からもUPは出来るようですので、関連する内容があれば日本からも適宜書いていくつもりです。
しかし、帰りたくないなー。

以下次回。  


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2009年10月21日

続ラムカムヘン・ソイ24/3

 翌日同じ時間に待ち合わせる事となりましたが、時間通り同じ車で不動産屋さんYさんとタイ人奥さんが現れました。やはり日本人は良いです。朝の電話では、私はセンセープ運河をルアでラムカムヘン大学迄行きたいと希望しましたが、車のYさんと落合う場所の折り合いがつかず、結局昨日と同じYさんのお店の有るトンローでの待ち合せと成りました。

 昨日より少し早く現地に到着しましたが、鍵を持参するタイ人は既に現場で待っておりました。今日は幸先が良い。早速エレベータで3階に上がりました。目的の部屋は大きな建物の東端に位置し通常のワンブロックを2っ繋げた構造です。2部屋ともにドアがありましたが一つのドアは開かないように固定されております。ドア、窓、テラス全ての外部との接触空間はデザインの良い頑丈な鉄格子がはめられており、万全の防犯構造です。66.3㎡にしては少し狭いなと思いましたが、平面図で確認すると広さは間違いないようです。部屋の広さは壁芯で計算されておりました。荷物が沢山あり、部屋が狭く感じられました。

 部屋は思いの他綺麗で築年数の浅さ(5年)を感じました。部屋は二部屋に分かれ、壁面、床、天井に目立った汚れも無く全く問題は有りません。壁面は薄いブルーに塗装され、Yさんのお話では、オーナーさんの側で汚れの付着し難い塗料(光線が汚れを分解する)で塗り直して有るそうです。確かに綺麗です。ただ、キッチンが小さな流し台だけである事と、バスタブが有りません。Yさんが自宅で使っている120cm×120cmの市販のバスタブを備えれば良いとの事でした。温水機は付いております。

 沢山の荷物が有り、だれか此処に住んでいる形跡はありますが、成約時には速やかに撤去するとの事です。大きなテレビ、冷蔵庫、クーラー、洗濯機等は残して行くそうです。部屋に特段の問題は無く、建物も柱の本数が比較的多く、堅牢性、耐久性共に良さそうな感じです。建物としてのグレードは中の上、新築のCliceより上と思いました。

 問題は立地ですが、ソイ24はラムカムヘン大学のトンロー側に位置しますが、このソイは広い大学の北側にあり、同じソイ24の割には両者の距離は大きく離れています。別のソイナンバーにすべきと思いますが、24/2、/3は最近のマンションの建築時に合わせて道を作った為と思われます。

 ラムカムヘン通りは、人も、車も、お店も多くたいへん賑やかです。近くには大型スーパーもありますので、この地区で生活するには支障は無いと思います。学生さんが多く行き来し若い人向きの感じの良いお店も少なくありません。路線バスも多いですが、帰りはこの通りの渋滞に巻き込まれ時間が大分掛かりました。BTSの新線駅ファマーク迄は2K位ありそうですので、都心へのアクセスには問題が有りそうです。

 私の是まで見た物件の中では、スクンビット・ソイ48及びバホンヨーテイン・ソイ69と並び上位に位置する比較的良い物件と思いました。問題は都心へのアクセスと定期借地権と云う事です。学生の町と云う事で、賃貸の客ずけも出来そうですし、最悪賃貸に回す事も出来そうです。値段交渉をしてみようかなと思いました。

 不動産屋さんのYさんは、BKKであう2人目の業者さんですが、最初に会った業者は「さすがに魑魅魍魎の跋扈するバンコク。今時こんなに胡散臭い人物が生息しているのか。」と驚きましたが、Yさんは極めて温厚誠実で、TUさんのバンコクの不動産屋は皆碌でもない奴との説におおいに反します。ともにフリーペーパーで広告を良く見かけますが、Yさんのお店は20件程の賃貸物件を写真入りで具体的に表示しております。13年地道にお仕事を続けてこられたのだなー」との印象を持ちました。

 私と同じ年齢ですが、是までのYさんの人生は波乱万丈、まるで、何処まで本当か嘘かと思いつつ一気に読ませる沢井鯨さんの小説のようです。車の渋滞でお話を沢山うかがえたのはラッキーでした。

以下次回。  


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2009年10月20日

ラムカムヘン・ソイ24/3

 前から気になっていましたフリーペーパーの掲示板に記載された個人のコンドー販売の投稿にトライしてみました。「急遽帰国につき格安にて販売。」と云う記事が目にとまり、早速電話をしてみました。話合の結果昨月曜日トンロー駅近くで売り主さんとお会いする事になりました。

 時間通りに車で現れましたのは、売主さんから販売委託された不動産屋さんでした。車の中でお聞きすると、売主さんは今日本に居るそうです。物件は、ラムカムヘン・ソイ24/3Phanasin Placeと云う築5年のマンションの3階で広さ66.5㎡価格98万Bとの事です。登記上の所有者は、日本人男性とそのタイ人奥さんとの共有名義と成っているそうです。土地が所謂定期借地権の物件で、土地の所有者はタイの王室との事です。借地権の賃借期間は30年と云う事ですから、あと25年と云う事になります。

 日本ではよくあるケースですが、タイでは初めてのケースですので良く分かりませんが、借地権の更新は問題なくされそうなお話でした。購入時の買値は120万Bであったとの事です。前回案内したお客の日本女性は、この借地権と云う事等に難色を示し、その後案内したエカマイの新築マンション35㎡190万B(210万Bの所20万B値下げ)を契約されたとの事でした。この物件を見た後案内したいとの事です。

 車はトンローからしばらく走り、ラムカムヘンに入りました。ソイ24はトンローに向かう車線の側に位置しておりますので、ラムカムヘン大学の裏の道を抜け、大学を迂回して上り車線に入りソイ24/3に着きました。このソイは両側に7階建ての同じ様式のマンションがずっと並んでおり、ソイ全体が公団の建物に良く似たマンションで構成されております。1階は全て店舗ですがシャッターの下りたお店が多く目につきました。目的の棟の前に車を止め目的の物件をみると、沢山の段ボールの山が見え、全て所有者の荷物で今は倉庫代わりになっているとの事です。

 ここで部屋の鍵を所有している、タイ人奥さんの弟さんと待ち合わせているとの事でしたが未だ来ていないようです。しばらく雑談をして待ちましたが、現れません。生憎携帯を忘れたとの事で、連絡が取れません。30分以上が過ぎ日を改める事にしました。エカマイの新築マンションを見せて頂く事にしました。

 エカマイ迄戻り、スクンビット・ソイ65のCLick condoを見せて頂きました。8階建ての小型のマンションです。1階は駐車場と成っております。建物のグレードはZenithやアーリーのFineと同じ程度で、私には建物の耐久性に問題が有るように見えます。地震無いこの国では大丈夫との事です。35㎡のお部屋は今月いっぱいプロモーション期間で190万Bとの事です。新築ですから当然部屋は綺麗で、簡単なキッチンが付いており、2台のクーラー込みの値段だそうです。エカマイ駅には徒歩で10分位の位置で立地は大変良いと思いました。www.clickcondo65.com電話083-300-8600。

 ソイ24/3の物件は所謂よくある「おとり物件」かなと思いましたが、明日出直して再度訪問したいと申しますと、大変恐縮したように「明日は間違いなく、手配確認して置く。」との事で、囮とも思えませんでした。「手掛けた以上最後まで」は私の主義でもありますので、明日再度訪問する事に致しました。

 登記手続きに就いていろいろお話を伺う事が出来ましたが、通常のマンションの場合、新築中古を問わず、購入は日本からの送金が絶対条件で、送金証明がないと所有権登記が出来ないと云う事です。手持ちの現金で日本人がコンドーを買うと云う事は出来ず、一旦日本にお金を持ち帰り、日本から送金しなければならないそうです。但し、土地の所有権のない借地権付きコンドーは例外で、手持ちの現金で決済できるとの事でした。

以下次回。  


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2009年10月19日

シーパラ1、2(タイカルチャーセンター)

 先週木曜日、PM社に鍵をお借りする為、ステイサンに行くバスに乗りましたところ「よっしーさん。」と声が掛かりました。見るとタイ語学校で一緒でした韓国人Pさんでした。お会いするのは一年ぶりで吃驚しました。カルフルールで途中下車し、お茶をする事になりました。在学中彼とは気が合い、良く食事や、お酒をご一緒しました。お互いの近況報告に話が弾みました。

 5時には病院にお勤めの彼の奥さん(韓国人)のお仕事も終わるとの事で、すぐ近くにお勤めのIさんを誘い、メンジャイ交差点の先のお気に入りのタイ料理店に行く事になりました。彼の奥さんにお会いするのは3年ぶりです。すごく良く出来たご婦人でいつもPさんを盛りたてている賢婦人です。彼女はタイ語、英語をマスターしその後仕事の必要性から、日本語を勉強すると云っておりましたが、お会いするとかなり日本語を喋り、タイ文字如きに頭を痛めている自分との違いに、大いに刺激になりました。当然ブログの話になりまして、彼の今お住まいのシーパラ・マンションは賃貸のみならず、売りも出ているとの事で、見てみる事になりました。

 昨日曜日午後マンションを訪問しました。場所はMRTタイカルチャー・センター駅前のカルフールの真裏で駅からもバス停からもすぐ近くで、立地の大変良い所です。マンションは20階建の大きなもので2棟から成っています。築16年と云う事ですが、築年数程の古さは感じません。Pさんのお住まいの№2の建物から拝見する事にしました。こちらの方が№1より少し新しいそうですが、外観は№1の方が新しい感じです。外壁塗装をしたせいと思います。

 部屋は何タイプかあるそうですが、まず11階の40㎡のワンベットルームを拝見しました。価格は160万B。部屋はテレビ冷蔵庫洋服ダンス等の家具込みの価格だそうです。バスタブ、簡単なキッチン(流し台)が付いております。テラスは無く、部屋全体は16年と云う経年経過に伴う古びた感じはあります。このままでも住めない事は有りません。このタイプの賃料は月8000Bとの事です。利回還元計算では120万Bとなります。立地の良さを考慮しても高いと思いました。

 次に15階の同じ40㎡の部屋を拝見しました。家具や、部屋の汚れ具合等部屋としてのグレードはこちらの方が少し良い様に思いました。値段は150万Bです。基本的には大きく変わりません。70㎡弱の2ベッドルームも拝見しましたが、さすがに広く、本格的なキッチンがついており、リホームしたらしく、部屋全体が非常に綺麗でした。価格は280万Bです。オフイスの女性の話では、各部屋毎にオーナーは異なり、考えも事情も異なる。人により安くても売る人はいる、価格交渉は当然との事でした。

 №1にも幾つか売り物件が有るようですので、オフイスに行きましたら、今日は日曜でスタッフがお休みとの事でした。Pさんは賃貸でお住まいですが、立地が良く買物や、通勤、通学にはとても便利で家賃8000Bも高くなくもう3年住んでいるとの事でした。このマンションは韓国人、中国人、ファランそれに日本人も大勢住んでいるとの事でした。確かに立地が良いので便利とは思います。しかし、築年数の割には値段が高く、買う物件ではなく、賃貸で住む物件と思いました。

 彼の信頼する仲の良い台湾人のお友達が顔が広く、人脈も豊富なので彼女に私のコンドー探しの協力を依頼するとの事でした。私は利回還元計算に基づく私の購入基準の話をし協力を求めました。バンコクにおける韓国人社会のIT事情のお話を伺いました。また、彼の知り合いがマンション購入で詐欺に会った話や彼自身が騙された話が出ました。「よっしーさんも充分注意し、契約時には弁護士の立会を考えるべき。」との話でした。詐欺話が沢山話に出るのは、タイのお国柄のせいなのでしょうか。

 夜、日本人知人Dさんから電話が有り、彼のお勤め先の総合商社のタイ人社長さんがバンコクの不動産に関し「今後BTSの新線建設等開発の予定されている地域は、それ相当な値上がりが有るものの限定的であり。」「こうした計画の無い地区、例えばスクンビット等は実需を無視した値上がりで」「2年以内に必ず暴落する。」「マンション等の購入は暫らく控えるべき」と語っているそうです。「よっしーさんと同じ意見です。」との事でした。私の周りのタイ人は皆、未だ値上がりする。との意見ばかりですので、Dさんのお話を聞き少し嬉しくなりました。
 

以下次回。
  


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2009年10月14日

アーリーの新築マンション。

 昨日は、お昼頃雨も上がりましたので、アーリーに出かけました。この時期日本からの知人の来タイが重なり、「時間繰り」が厳しくなって、私の好きなカフェ巡りが出来ませんでした。大分ストレスも溜まりましたので、アーリーに出かける事にしました。

 昔、日本では、どの街にも有った「純喫茶」や「ジャズ喫茶」が「妖怪」同様、すっかり姿を消し、嫌いなドトールのようなセルフのチェーン店ばかりで、寂しい思いをしております。タイ人は意外にコーヒー好きのようで、何処にも洒落たカフェがあり、特にアーリーは個性的なカフェが沢山あります。私の好きなアーリーのカフェはタイに良くある、大音量サービスもなく、極々静かにJazzが流れている居心地の良い場所です。

 雨の上がったソイ・アーリーは何時も通りの賑わいです。人込みを掻き分ける様に300m程進みますとソイ・アーリー、ソイ4です。この角にThe FAHセールス・オフイスと書かれた大きな看板があり小奇麗な事務所があります。此処がFineの現地案内かなと思いましたが、名称が違います。

 Fineとは、別の業者のコンドーでこの業者もまたシリキット・センターにも参加していたそうです。完成模型は8階建てで、1階は駐車場、総部屋数100以下の小さなコンドーです。モデルルームを見せて頂きました。白を基調としたとても綺麗な部屋です。広さ52㎡ワン・ベットタイプです。キッチン付きです。バスタブはありません。エアコンや家具付きの販売だそうです。完成は来年の5月予定と云う事でしたが、間違いありませんかと聞くと、担当のNunthiyaさんは、笑って(例の肯定とも否定ともとれるタイ的スマイル)おりました。

 事務所の隣に現在建築中で、基礎から3階迄の骨組は良く分かります。やはり、柱の本数が少なく、細いです。基礎部分が脆弱でグレードは中の下、以前見たZenithやルンピニー・ヴィラと同程度です。耐久性に問題が有るように思います。価格は450万B~470万Bです。㎡当り9万B近い。スクンビットの一等地並です。この地区はアーテスト(金持ちの子弟の意?)や俳優さんやモデルさんが多く住んでいるので、高いのだとの事でした。そう云われてみれば、カフェのお客も綺麗な人が多いなと思いました。やはり、年金叔父さんの住む場所ではないかな」と思いました。(しかし、このグレードでこの値段じゃ売れないと思いますが)www.thefan.com電話02-619-6886.
 
 次いで、この少し奥にあるFineコンドーの現地案内所に向かいました。このコンドーも8階建て1階が駐車場となっており、建物規模はFAHとほぼ同じです。建物模型の印象も良く似ておりますので、グレードもまた同程度ではないかと思います。これから工事着工で完成来年の12月との事です。モデルルームは48.3㎡。黒を基調とした洒落たデザインの部屋です。同じくキッチン付きで構造はFAHと同じです。ただ、こちらはバスタブ付きでした。価格は約400万Bですので、わずかに安いです。(㎡当り8.4万B)

 頂いたプライスリストには、ローンの返済額がのっており、手付等の残金330万Bをローンを組みますと、毎月の返済額は30年で2.3万B、20年で2.7万Bですので、30年の返済総額は元金の約2・5倍、20年でも2倍近くになります。手許に金利逆算表が有りませんので良くは分かりませんが相当に高い金利となります。

 仮に賃貸に出しても、2万、3万の家賃はあるいは新築の最初の内は取れるかも知れませんが、長期的には難しいと思います。恐らくローンの返済総額を大きく下回る事になると思います。投資物件としての計算が合わないのは、値上がり期待となりますので、既にこの地区はバブル化していると言わざるを得ません。

 ラチャダーのフォイクアン駅近くの新築Zenithが200万B(我々が提示された売値。Iさんのタイ人友人は150万Bで購入)ですので建物のグレードがほぼ同じと云う事は、建築コストが同じと云う事ですので、両者の価格の差は立地=土地代となります。1部屋当たりの土地代が200万Bを超えると云う事です。土地の所有権の無い我々には、やはり高過ぎるな」と思います。新聞にはBKKの中心部パラゴーンが最も高く、次いでサイアム、チトロム周辺がプレミアム化し地価の値上がりが激しく、周辺は逆に下がっているとありました。アーリーもまたプレミアム化しているのでしょうか。

 となれば、中古コンドーが狙い目となります。土地値や建築コストは過去の物ですし、この間の値上がりは反映されておりません。ブログをお読みいただいた方から以前、この地区にある中古コンドーの情報を頂きました。読ませていただいた時は、中古にしては少し高いなと思いましたが、今回の新築マンションの値段を確認して認識を改めました。安いのかもしれません。この地区にこだわるのであれば、中古コンドーしかないな」と思いました。中古コンドーを調べて見たいと思いました。

以下次回。

 


   


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2009年10月13日

イサーンの不動産屋さん。

 今日は、朝からの雨でお昼過ぎ迄、PM社に鍵をお借りしに行こうか行くまいか、グズグズしておりました。結局、アーリーのFineのコンドーを見に行きました。(実はアーリーのカフェに行きたかった。)5時過ぎに戻りましたので、この事を書く時間が有りません。アーリーでは、2軒の建築中コンドーを見せて頂きました。この事は明日書くこととし、代わりにイサーンの不動産屋さんについて簡単に書かせていただきます。

 イサーンの大きな町には、多くは有りませんが、コンドーがチラホラあります。大半がアパートですので、売り物件はさほど多くは無いようです。建築中のコンドーは建設会社の直売が多く、ウドンとコラ-トの不動産屋さんは新築コンドーの販売を手掛けておりませんでした。実際のコンドーの販売オフイスには行く事が出来ませんでしたが、2軒の不動産屋さんは訪問できました。

 不動産屋さんは大手銀行の所有物件の仲介や、地域の売却希望者からの販売委託物件をあつかっており、契約時にもらう売り主からの手数料が収益のようです。日本では、売主買主双方から各3%プラス6万円を限度とする手数料ですが、タイでは、買主は通常手数料がありませんので、この差異を除けば日本の「町の不動産屋さん」と概ね同じ様な商売の形態と思いました。

 問題の物件ですが、何れの不動産屋さんにも中古のコンドーはありませんでした。未だ扱った事が無いとの事です。仮に出ても、口込みで決まってしまい、不動産屋さんが手掛ける事は無いとの事です。100%土地と一戸建ての住宅の取引との事でした。BKKでも、都心のコンドーを買うのは、タイ人富裕層の購入する投資用と外国人が大半のようですので、どちらの観点からも、イサーンの大都市と言えども、コンドーの市場はまだまだ小さいといえます。

 ただ、現在建築中のコンドーはウドン、コラ-トともにありました。不動産屋さんのお話では、新聞に広告が出ているので、行ってみたらどうかと云われました。親切にも広告の掲載された新聞を探してくれたのですが見つかりませんでした。生憎時間が有りませんでしたので、何れ次の機会にしたいと思います。価格は40㎡程度で50万B位ではないだろうかとの事でした。

 仮にこの金額だとすると㎡あたり1.25万B。マンションの販売価格は、土地値+建築コスト+諸経費+利益ですから、土地の価格のBKKとの大きな差を考えると、地方都市のマンションは建築コストが相対的に大きく、㎡当りの建築コストが推定できそうな気がします。早い機会に地方都市のマンション価格を調べて見たいと思いました。


以下次回。
   


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2009年10月12日

コラ-トのアパート。

 ウドンタニには夜8時過ぎにバスで着き、何時ものサービス・アパートに向かいましたが、部屋が無く、夜のウドンの町を歩き回るはめになりました。結局暗いソイの奥まったところにある安宿にたどり着いたのが9時半でした。途中で見つけたS・Mの中のKFCもお店を閉める準備をしており、通常8時にはお店を終わるとの事です。

 ウドンに限らずイサーンの大きな町でもお店は思いの外早く閉まります。当たり前ですがBKKとは違うなと思いました。コラ-ト(ナコン・ラチャシーマ)では何時も泊まるホテルが取れました。此処まで戻るとバンコクは、もう直ぐ傍ですので気が楽になります。顔馴染のホテルの従業員に聞くと、日本人が多く泊っているアパートが直ぐ近くにあるとの事で、地図を書いていただきました。

 アパートはホテルのすぐ裏、スラン・アリー通りに位置し、10階建ての大きなビルで、1階にはセブン・イレブン、マッサージ店、婦人服店等があります。裏の駐車場の入口に居た守衛のおじさんに話を聞くと、このアパートは1日450B、1カ月4500Bとの事です。建物の横にある、入口の守衛さんが責任者の所へ案内してくれました。

 現れた責任者は色の白い中華系の叔母さんでした。彼女の話では、部屋の広さ38㎡、家賃1カ月12000B、保証金17000Bとの事です。他の諸条件を話し始めましたが、私には高すぎるので他を当たりますので、とお断りいたしました。

 近くのショッピング・モールで昼食を取り、お気に入りのカフェに立ち寄り1時間ほど過ごし、ホテルに戻る事にしました。アパートは、ホテルに戻る途中に有りますので、この建物の前を通りかかると、件の女性が声をかけて来ました。どうやら、私が戻ってくるのを待っていたような感じです。

 「さっきの家賃は間違いだった。正しくは4500Bだ。」との事です。今度は部屋を見せて頂く事にしました。部屋は5階で、思っていた以上に広く綺麗です。バスタブは有りませんが、お湯は出ます。小さなテラスもあり1、2人で住むには充分な広さと思いました。テレビと冷蔵庫は備え付けで、家賃に含まれているそうです。このアパートはコラ-トの繁華街に近く「これは良いな。」と思いました。

 保証金は幾らなら良いかと尋ねられました。基準は無いのかもしれません。家賃も云えば少しは下がりそうな感じすらありました。電気料、と水道料(300B定額)は別との事です。常時日本人が3、40人住んでいるそうです。であれば、家賃の「ふっかけ。」等しない方が良いと思うのは、日本人の考えなのでしょうか。(名称:TSPタイスリツプ・パラダイス・アパートメント。通称パラダイスアパート。)電話044-263421~3。

 私の某友人は、小はタクシー代から果てはお嬢様のおしゃるお値段迄、こうした日本と違う値段に関して「言って見ただけ、怒っちゃ嫌。価格」と名ずけ、私が時々怒るのを「よっしーサン、今のは言って見ただけ価格だから。」「怒っちゃダメ。」と戒められる事も度々です。マダマダ修行が足りない。

以下次回。  


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2009年10月11日

イサーンの闇。(番外)

 VISAの関係でノンカイから友好橋を渡り、ラオスに出国しビエンチャンから5日間程をかけて、ノンカイ、ウドンタニ、コンケン、コラ-トとイサーンの町々を見て回って来ました。このルートはツーリスト・ビザの私にとって既に5回目のお馴染となったコースです。時間の無い時は旅行会社のお世話になりますが、出来るだけ一人で気ままに、このコースを旅するのは、最近の私の楽しみの一っでもあります。

 タイトルを『イサーンの闇』としましたが、これは文字通りのイサーンの夜の暗闇の事で、所謂「裏社会」や「風俗」に関する話ではありません。今回の小旅行では、発展するイサーンの町々の意外な夜の暗さに改めて驚かされました。この事について書かせていただきます。

 うらぶれた国境の小さな町と云う印象だったノンカイ。メコン流域開発の堵に就いたこの町の変貌振りには驚きました。行く度に町が大きく賑やかになっている感じです。車も人も前回より一段と増えている感じです。他のイサーンの町々も、同様で洒落た小奇麗なお店や、大きなショッピング・モール、それにマンションが確実に増えている印象です。同時に今回改めて強く感じたのはイサーンを代表するこれ等の発展しつつある大きな町でさえも、日が落ちて夜になると、一転、思いの外、町のあちこちに大きな「暗闇」が存在していると云う事です。

 私は、お酒をあまり飲めない人間なのですが、それでも一人旅の解放感から、旅に出た時は町を見物がてらお酒を飲みに出かけます。食事を終え少し酔いも回り、さて帰ろうかと思うとサムローやバイタクも見当たらず、そのうち出会うだろうと夜道を歩き始めます。こうした時、今回特に強く感じたのは昼間の景色と夜の景色との大きな違いです。前回来た時より随分と町が大きくなったなと思っておりましたが、いざ夜の中に歩き出すと日本やBKKと比べ大分暗いのだなと感じました。

 長距離バスの窓からボンヤリと外を眺めておりましても、日が落ちると辺りは急速に暗闇に包まれます。バスのライト以外に明かりは見当たらず、光の届かぬその先は黒々とした闇に閉ざされております。昼間見る明るい日の下での景色は、一面の溢れるばかり緑の田畑や、点在する木々、黄色や白や赤の競うように咲き乱れている花々は本当に美しく、何時までも見飽きる事が有りません。

 しかし、日が落ちると辺りの景色は一変します。今は花々も色を消し、緑の田畑も黒々とした影となり、沢山の木々も朽ち果てたかのように、亡として立ちすくんでいるさまに見えます。手前の藪は名も知れぬ獣の群れがうずくまって居る様にも見えます。暗闇の中に遠く小さなモータ・サイの赤い灯が、頼りなげにユックリと移動して行くのが見えます。「本当に暗いのだな」と改めて思います。

 大きな町に入っても街路灯の有る通りは、駅前や、バスターミナル付近のメインの通りだけです。少し脇道に入ると街路灯も無く道は真っ暗です。所々に点在する小さなお店の灯がぼんやりと道を照らしています。かえって夜の暗さを際立てているようですらあります。ソイに至っては8時を過ぎると家々の明かりもなく、まるで洞穴を覗き込んだみたいに、果てしない暗がりが広がっている様に見えます。ホテルの部屋から見下ろすイサーンの町の景観は、「こんなにも暗いのか」と云う驚きでした。大きな町も夜は森閑と静まりかえっています。

 暗いソイに入ると、連なる家は影のように黒く、月の光が雲に閉ざされると、まるで廃墟のようにすら見えます。時折、風が木々を騒がし、開け放たれた木製の窓を揺らして、思いかけず大きな音を出します。軒下に何やら蠢く物が有ります。目を凝らして見ると野犬の群れです。目だけが夜の闇の中に光って、昼間見る犬とは印象が大分違います。改めて「夜行性」の生き物なのだなと思いました。

 以前、ピーのお話を書かせていただきました。多くの人がピーの存在を信じている、その「原点」をイサーンの夜の町で感じる事が出来た様な気がしました。日常こうした夜の深い闇を体験しているタイ人だからこそ、ピーの存在を信じる事が出来るのだなと思いました。ピーの存在は圧倒的とも云える、この大きな「夜の闇」があるお陰だと納得した思いです。

 水木しげるさんの「日本妖怪図鑑」には、昔、日本にも数多くの妖怪が住んでいたと有ります。日本の町々から「闇」が消えていくにつれ、亡んでいったに違いありません。イサーンの町の発展は、良い事とは思いますが、ピーが亡んでいく事のないよう、祈らずにはおられませんでした。

 次回は、コラ-トのアパートについて書かせていただきます。

   


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2009年10月03日

(緊急!明4日迄)家とコンドー展。

 タイ人からお前向きの展示会がシリキット・コンベンションであるぞと聞きましたのが木曜日。昨金曜日は、PM社に鍵を返しながら、次のラット・プラオ、ソイ80の物件の話等をし戻りましたので行けませんでした。結局今日3日土曜日行って見ました。

 8月にHome Buyer展に行きましたが、今回の方がはるかに規模が大きく、新築のみならず、私が関心のある中古物件も多数出品され、かなり実用的な内容になっております。お勧めは2階にあるバンコク銀行、カシコーン銀行、サイアム・コマーシャル銀行、アユタヤ銀行等々の数多くの銀行の不動産販売ブースです。

 私は、未だ訪問した事のない大手のサイアム・コマーシャルを中心に見ましたが、この展示会向けのスペシャル・オファーとして大幅にデスカウントされた物件が数多く展示されております。沢山の来客でブースは大変に混雑しております。タイ人の二人連れや家族が目の前で契約するのを何件か見ました。コンドーも資料展示されておりますが、20%~50%以上割引されており、全てタイ語表記ですので良く分かりませんが、何か「在庫一掃セール」と云った趣でした。中古コンドー購入をお考えの方は、ぜひ見に行かれたら良いと思いました。残念ながら明日までですが、行かれる価値は充分あると思います。

 サイアム・コマーシャル銀行のブースが一番賑わっている感じでした。たまたま、なのかも知れませんが、お客さんの興味を引く物件が多いのかもしれません。担当者も感じが良いです。頂いた物件の沢山記載されたパンフには、1日から4日迄の期間中、10%-60%特別割引とあります。http://property scb.co.th電話02ー544ー1960、1971-6。


 新築コンドーも、チャルンクルンで見たスパライ社やTUさんお気に入りのメトロポリタン社も大きなブースを確保して多数の物件を販売しておりました。タイの大手の業者は全て参加しているようです。物件では、やはり多いのは、スクンビット。延長されたBTSの新駅近くの物件が多く目につきました。私の探しているアーリー地区はソイ・アーリー、ソイ4に新築コンドー(The Fine 。www.finehome.co.th)がありましたが、とても値段が高く、年金叔父さんの私には「う~ん。」と考えてしまう値段でありました。広さ48.3㎡、価格395・6万B。63㎡、価格540・5万B。ともに4日迄のプロモーション価格とのことです。ともに家具付き。現地案内所に行ってみようかと思いました。ここで、洒落たデザインの布製のトートバックを頂き、沢山のパンフ、カタログを入れる事ができました。

 各社客寄せに趣向を凝らし、綺麗な衣装のコンパニオンが大勢います。見ているだけでも楽しめます。折から土曜日との事で、会場は大勢のお客さんで賑わっておりました。日本人は見かけませんでしたが、ファランは結構来ておりました。

 入口の看板は全てタイ語で読めません。近くに居たタイ人に読んでもらいましたら家とコンドーの展示会との事でしたが、正式の名称であるかどうかは分かりません。ご了解ください。

以下次回。  


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2009年10月02日

ダーリン・プレース(バホン・ヨーティン・ソイ69)

 パヤタイでタクシーを拾い、ソイ69に向かいました。午後2時半、バホン・ヨーティン通りは混んでいます。ソイ69は地図で確認すると、ここからBTSの終点モーチット迄の丁度倍位の距離で、ドンムワン空港の東手前に位置します。モーチット迄30分以上かかりました。此処まではBTSにした方が良かったかも知れません。

 モーチットを 過ぎると混雑はなくなり、タクシーは快調に飛ばします。小1時間でソイ69に着きました。この辺りは多くの商店が並びなかなか賑やかな所です。ソイ69に入ると、暫らくして道が2っに分かれており、そこで道を間違い反対の道の奥まで行き、戻って目的の建物に着きました。タイ語の地図なのにどうして左右を取り違えるのでしょうか。「じゅもん。じゅもん。」タクシー代金は140Bでした。

 目的のダーリン・プレイス・マンションはA~D迄の4棟から成り、各棟は7階建てで同じデザインの棟です。左右に2棟ずつ道を挟んで両側に建っております。この道は此処で行き止まりです。道の突き当たりに木造の物置の様な小屋が有り、ここがオフィスでした。目的の部屋はA棟の5軒から成る1階の中央に位置しています。広さは66.81㎡、価格は114万Bです。

 1階と云う事で店舗ではないかと思いましたが、案の定手前の3分の1が店舗の造りです。全面がガラス戸で感じが良いです。奥の2部屋が居住用と成っております。部屋はまだ誰も入居した事が無いようで、とても綺麗です。簡単に掃除をすれば直ぐにも住む事が出来る感じです。このマンションは築12年と云う事ですから、パヤタイと大差ありませんが全体にとても綺麗で、管理が良いと見え、直前に見たパヤタイとは随分と印象が違います。

 中央の部屋にバスルームがあり、立派なバスタブが付いております。奥の部屋には使いやすそうなキッチンがあります。問題は立地ですが、バホン・ヨーティン通りは沢山のバス路線があり多くのバスが行き来しております。この辺も既に都心への通勤圏内と思われます。H・B展で頂いたバンコクの広域地図で見ますと、計画のBTSの延長路線ではこの辺は、モーチット駅から9っ目の駅と成り、新線の各駅間の距離は分かりませんが、オンヌットから9っ目はサイアムとなります。同じ位の距離とすると、さほど遠くは有りませんので、新線開通の暁には、この辺も大きく変わる事になるのでしょう。

 私は居住用コンドーを求めておりますので、良いとは思いますが、私向きではありません。オフイス・店舗或いは倉庫をお求めの方には良い物件ではないかと思いました。建物のグレードも中の上、管理も良さそうです。交渉次第で、恐らく価格は100万Bを切ると思いますので、投資物件としても充分いけると思いました。

 帰りはこのソイを見学しながら歩いて通りまで出ました。2,300mの距離ですが、ソイの入口に高級そうな大きなアパートが有りました。名前はクインビー・ロイヤル・アパートメント。ダーリンにクインビーとは、その筋のお仕事のご婦人が多数お住まいのソイなのでしょうか。そんな感じはまったくしませんが。それにしてもダーリン・マンションとは、ラブホテルじゃないんだから、まったく。タイ人のセンスの良さには時々驚かされます。

 ソイの入口に大きな個室カラオケ屋さんがあります。この看板には見覚えが有ります。20数年前確かにこの店に来た事が有ります。お店に入りオーナーさんにお聞きしますと、この店のオープンは1986年でお店はその当時とほとんど変わっていないとの事でした。間違いありません。日本語ガイドをしていたma(マ)さんに誘われて来ました。当時と同じように、個室の部屋は広く、テレビを点けないと真っ暗です。

 真暗な個室の中にmaさんの歌が聞こえた様な気がします。時が止まり、23年前が蘇ります。無くしていた物が思いかけず出て来たような、懐かしさを覚えました。maさんは元気に暮らして居るのだろうか。23年前か。過ぎゆく時の早さを感じます。この先どれだけの思い出を作れるのかなと暗闇の中で想いました。
 帰りは、初めてロットウ(ミニバンバス)に乗ってみました。アヌサワリー迄25B、20分程で戻れました。

 タイ人の友人が、銀行の物件は不良債権だから、良い立地の物は少ない、これはどうだ」と新聞の広告を持ってきてくれました。1ページ全面を使ったカラー印刷で20件ほどの物件が、所在地(バンカビ等比較的遠隔住宅地が多い)、広さ、価格が載っております。価格は2、30万Bが中心で一番高い物でも、50万B台です。「この会社であればフェイク(詐欺)はないぞ。」と云っておりました。Webがあり、物件も多そうです。www.bam.co.thバンコクアパートメント社。

以下次回。
*来週はVisaの関係でラオスかカンボジアに出国しなければなりません。一人でユックリ旅行を兼ねて出かけますので、物件廻りは戻ってからに成ります。

  


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2009年10月01日

バーン・ラチャテウィー(パヤタイ)再訪。

 到着を電話で確認し、PM社より鍵をお預かりしました。バンコク銀行と同じで、鍵1ヶ当り500Bのデポジットと引き換えに鍵を受け取ります。お預かりしたのは、前回立地、外観のみを見て来たパヤタイのバーン・ラチャテウィーと、同じバヨンホーテイン通りのソイ69のダーリン・プレイス・マンションです。

 昨日のSaiさんは黒い落ち着いたデザインのブラウス姿でした。前回の「行け行けギャル風」のファッションとは全く違います。私自身はお洒落とは全く無縁で、何時もJ-パンにポロシャツですが、女性は着るものでガラリと印象が変わる事が出来、良いなと思いました。パトラ・ビルの前のバス停から529番バスで、パヤタイに向かいました。

 アヌサワリーを貫けパヤタイまで約30分。お昼を回りましたので、前回見つけたバーン。ラチャテウィーマンションの直ぐ近く、ソイ7の「バンコク・グリル。ステーキandサラダ」で昼食を取る事にしました。小さなお店は若いタイ人でいっぱいです。注文はビーフステーキ(99B)にしました。味は、あまり感心しません。私のワーストステーキ店、ソイ・ランナムのモバイル・ステーキ(179B)よりやや上かなと云う所です。

 1時に成りましたので マンションのオフイスに向かいました。前回お会いした若い2人に鍵を見せると少し驚いたみたいでした。いつもは会社の社員が案内してくるのだと云っておりました。全然そのような話はなかったし、バンコク銀行も案内はしません。よくよく話を聞くとPM社でなく仲介の不動産屋さんのようでもあります。そう云えば、SineenartさんがTospolさんに、この日本人は物件に一人で見に行くんだ。タイ語の地図があれば、タクシーで行くので大丈夫と云っている、と話しておりましたので、原則PM社の担当者が案内する仕組みなのかも知れません。次回確認してみたいと思います。

 それにしても、このマンションは安普請だなと思いながら、エレベータ(かなりガタが来ている)で5階に上がり、目的の部屋に入ってみました。ゴミが散乱し部屋と云うより、廃墟です。ピーでもいて欲しいのですが、単なるゴミ捨て場のように見えます。これではピーも敬遠するな、と思いました。ゴミや汚れや埃は、ルームクリーニングをかければ良いのですが、床面、壁面、天井は傷みが酷く全部貼り替えなくてはなりません。更に部屋の木製のドア、窓も取り換える必要がありそうです。

 もっと問題なのは、部屋の構造です。東側の角部屋なのですが、その東側の壁全体が、屋根裏部屋に良くあるような45度位の傾斜となっており、この部分の床面を有効活用できなくしております。せめてこの壁が窓で有れば、と思うのですが、効率が悪いばかりでなく、圧迫感を感じますし、黒く塗られた斜面の壁は熱を吸収しやすいようにも思います。

 当地タイでのリホームの費用の見積が分かりませんし、(リホームの費用の概算は何れ調べてみたいと思います。)ラット・プラオ・ソイ35のスパポンマンション同様、仮に部屋を綺麗に直しても、このマンション全体の老朽化を直す事にはなりません。とても良い立地なのに残念だなと思います。安普請に加え長年の管理の悪さの「つけ」が来ていると云えます。築13年とはとても思えない老朽化です。

 オフイスに戻り、若い2人と雑談しました。2人とも、このマンションは古すぎて良くないと云っています。やはりタイ人は、一軒家に憧れるようで、コンドーは高いばかりでバカバカしいとの意見です。ファランや日本人は住んでいないようです。結局小1時間も雑談してしまいました。帰りに、パヤタイプラザに隣接する見るからに高級なパヤタイ・コンドミアムに寄ってみました。部屋は70㎡弱で賃料は月額165百B。部屋はとても綺麗だそうです。売りも出来るとの事ですが、ともに詳しい事はオーナーに電話してくれとの事でした。

 未だ時間が早いので、バホンヨーテイン通りソイ69のダーリン・プレイス・マンションに行く事にしました。

以下次回。
 
  


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